今火炎樹(植物学的には鳳凰木)の燃えるような赤い花が満開です。カイロの住宅街に街路樹として沢山植わっていて、巨木となり通りに涼しい木陰を作ってくれます。ただ遠目に眺めると炎のようなオレンジ色がちょっと暑苦しいような。
カイロに来てからこちらに住む日本人が皆 ”カエンジュ” と言うのでそう思い込んできましたが、Wikiや花図鑑によると、これはどうも鳳凰木(ホウオウボク)のよう。確かに花を間近に見ると鳳凰のような形をしています。そしてカエンボク(火炎木または火焔木と書く)という樹木はあり鳳凰木と同じように燃えるような色の花をつけますが、チューリップのように袋状の花の形なのです。
どうしてこの樹木をホウオウボクでもなくカエンボクでもなく火炎樹(カエンジュ)と呼ぶのか、真相はわかりません。でも炎のように燃える色からは火炎、または火焔のつく名がしっくりきます。(2021/5/25記)
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