ケブダ アル・プリンス という有名人も良く行く焼肉店へ行って来ました。屋外席が150席くらい、屋内にさらに100席以上あるでしょうか。それがいつも満席に近い繁盛ぶりです。ケブダとはアラビア語でレバーのこと。レバーやソーセージ、ラクダの肉などのメニューがメインです。 でも私のお目当ては肉ではなくモロヘイヤスープ。 モロヘイヤスープはエジプトの代表的な料理の一つです。モロヘイヤは日本でも栄養豊富な野菜として売られており、おひたしや和え物にして食べることが多い様で本当に健康的ですね。エジプトでは生の葉を特別なナイフで細か~~く刻み(ねばねばしてくる)、出汁を加えてスープにします。この説明では至って健康的な料理ですが、実は最後に熱したにんにく油をたっぷり加えるのです。写真でも油が層になって浮いているのがわかるかと思います。エジプト料理は一般的に油っぽく、私は健康のためにも少ない油で手間をかけて作った自家製のエジプト料理を好みますが、このモロヘイヤスープだけは別なんです。にんにく油がたっぷり入ってこってりしていないと美味しくない、でも自分で作ると油をたっぷり入れる勇気が出ないんですね。体に良いのか悪いのかわかりませんが、美味しくいただいてきました。
食GOURMET
エジプトのグルメ